最近【キッズ脱毛】というものが広まってきています。
【キッズ脱毛】は、その名の通り子どもが脱毛サロンやクリニックで脱毛することです。
もちろん、毛深いことに悩んでいる子どもが減るのは喜ばしいことです。
しかしまだ施術数の少ない現在、【キッズ脱毛】をおすすめすることはできません。
今回は、
- キッズ脱毛をおおすすめしない理由
- 毛深いことに悩んでいるお子さんのために、保護者であるあなたができること
について書いていきます。
おことわり
まずおことわりしますが、私は医者でも脱毛の専門家でもありません。
ですが子どものころ毛深いことに悩んできた私にとって、「キッズ脱毛」が広がり始めている今だからこそお伝えしたいことがあります。
【子どものころ、毛深いことに悩んできた一人の人間の意見】としてお聞きいただけると幸いです。
※こちらのページに、私が子どものころから脱毛に悩んできた経験を書いています。
サイトに親しみをもっていただくため冗談っぽく書いていますが、あなたのお子さんの立場に置き換えて考えていただけると幸いです。
私がキッズ脱毛をおすすめしない理由
施術数が少ない
「キッズ脱毛」は、まだまだ歴史の浅い分野です。
ですから子どもの肌に光やレーザーを当てて脱毛することにどのような弊害があるのか、未だにわかっていない部分が多くあります。
一般的にサロンやクリニックでは、特殊な光やレーザーを肌にあてることによって脱毛します。
【キッズ脱毛】を行っている場所サロンでも、大人と同じ方法で脱毛することがほとんどです。
大人と同じ脱毛方法をすることで、子どもの肌に影響があるかもしれないということを常に頭の中に入れておかなくてはなりません。
キッズ脱毛をしても、将来毛が生えてくる可能性が高い
子どもの身体は日々成長します。
ですので「小学生の時は脚に毛が生えていなかったのに、中学生になったら毛が生えてきた」なんてことが普通です。
キッズ脱毛をしても、永久的な効果があるわけではありません。
お金がかかる
最後は現実的な理由です。
サロンやクリニックの低価格化が進んできたとはいえ、やはり脱毛は気軽にできることではありません。
キッズ脱毛ができるサロンでは、大人と変わらない料金を請求されるところもあります。
正直なところキッズ脱毛をする位なら、そのお金を子どもが大きくなってからの脱毛代に充ててほしいです。
毛深いことに悩んでいるお子さんのために、保護者であるあなたができること
先ほどまで書いてきたように、私の意見としてはキッズ脱毛はおすすめしません。
では、毛深いことに悩んでいる子どものためには一体何ができるのでしょうか。
これから解説していきます。
子どもが体毛についてどのような悩みを抱えているのかを知る
- 生まれつき毛深いことをからかわれている小学校低学年の子ども
- 思春期で、周りの目が気になり始めた中学生の子ども
例を挙げましたが、体毛についての悩みは子どもによって異なります。
子どもの悩みを理解し、寄り添うことを第一に大切にしてください。
子どもが毛深いことを気にしていない場合はそのままで
「うちの子は明らかに毛深いから、処理してあげたい」
と思う気持ちは理解できます。
しかし子ども自身が毛深いことを気にしていない場合は、そのままにしておいてください。
毛深いことに悩む子どもが多いのは事実ですが、気にしていない子どももいます。
もちろん「表面上は悩んでいないようだけど、実は一人で悩んでいる」ということもあります。
ですので、お子さんとのコミュニケーションを日々大切にしてください。
電気シェーバーで、子どもの毛を優しく剃ってあげる
あなたはムダ毛を剃る時、カミソリを使っていませんか?
肌を痛めるので、カミソリでのムダ毛処理はNGです。
子どもも同じ。
まだ皮膚が成長しきっていない子どもに、カミソリを使うのはやめましょう。
毛を剃る時は、必ず電気シェーバーを使いましょう。
電気シェーバーのメリットは、カミソリと比べて肌を痛めないこと。
電気シェーバーを使うと弱い力で毛を剃ることができるので、肌を傷つけないことにつながります。

と思ったあなた。
実は家電量販店やアマゾンなどで2,000円~3,000円くらい出せば、安全に処理のしやすいシェーバーが買えます。
さらに、刃を付け替えれば何年も使えるものもあります。
ですので長期的に見ても、カミソリを何度も買い替えることよりお得です。
いつ子どもの毛をそるか
基本的には一ヵ月に一回など、あまり頻繁に処理しないように気を付けましょう。
また学校でプールの授業が始まる前など、お子さんが服を脱がなければならない場面の前に剃ってあげるのも良いと思います。
どこまで子どもの毛をそるか
全身を剃る必要はありません。
ひじ下やひざ下、ワキ、鼻の下など目立つところだけ処理していけば問題ないでしょう。
また「全身ツルツルでないと絶対嫌!」という子どもの場合、毛深いことではなく別の問題を抱えている可能性があります。
その場合、お子さんとよく話し合いましょう。
将来脱毛をするために、資金を貯める
毛深いことに悩んでいる子どもの場合、脱毛に興味を持ちやすいのではないかと思います(事実、私もそうでした)。
ですからお子さんの将来のために、脱毛のための資金を貯めておくことをおすすめします。
脱毛が低価格で受けられるようになってきているとはいえ、医療レーザーで全身脱毛を行う場合は安くても20万円ほどかかります。
もちろん、全額保護者の方が負担する必要はありません。
ですが将来のお子さんのために、少しでも貯金をしておくと良いかもしれません。
おわりに:保護者のあなただからこそ、お子さんの力になることができます
最後に、私の話をさせていただきます。
少しだけ長いですが、読んでいただけると幸いです。
私は体毛の濃い父親の遺伝で、生まれつき毛深い体質です。
幸いいじめなどは経験することなくすくすくと育ちましたが、「自分は毛深い」という事実は子ども時代の私に常に付きまとっていました。
そんな私を見かねて、中学生のときに母が脱毛用やすりを買ってきてくれました(注意:やすりでの自己処理は埋没毛の原因になるのでNGです。今思うと分かることですが)。
私が毛深いことに悩んでいるのは伝えていなかったのですが、やはり母には分かっていたのでしょう。
母が自分の悩みに気づいてくれていることに、少しだけ安堵したのを覚えています。
そして高校生のとき、はじめて皮膚科で医療脱毛を経験しました。
おかげで今までずっと悩んでいたワキがつるつるになり、とても嬉しかったです。
そしてこの医療脱毛を勧めたのも、また私の母でした。
そして、「将来はお金を貯めて全身脱毛しよう」と決めました。
高校を卒業し、一年浪人してから私は大学に入りました。
ですので入学した段階で、私はすでに19歳。
1月には成人式を控えています。
私は入学したときからアルバイトを掛け持ちし、お金を貯めていました。
しかし教員免許を取得するコースに入った私はアルバイトする時間もそこまで取れず、全身脱毛できる金額を稼ぐには途方もない時間がかかることに気づきました。
そこで私は母に、
「成人式の振袖を着なくていいから、全身脱毛のお金を出してほしい」
と頼みこみました。
私にとっては成人式にきれいな振袖を着ることよりも、昔からのコンプレックスだった毛深さを解消することのほうが大切でした。
その結果、「私が10万円払う」という条件付きで脱毛の費用を負担してくれることになりました。
当時はまだ、今ほど低価格なクリニックはあまり多くはありませんでした。
ですから莫大な資金を払ってくれた母に対しては、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
全身脱毛のコース契約が終了し、おかげで私は毛深いことに悩むことが少なくなりました。
脱毛を経験し、今までずっと悩んでいた【私は毛深い】という憑き物がなくなったように感じます。
そして、私の悩みにいつも寄り添ってくれていた母の存在の大きさを感じるようになりました。
長々と脈絡のない文章で申し訳ありません。
私がお伝えしたいのは、【お子さんの力になれるのは、すぐそばにいるあなたです】ということ。
あなたのお子さんに寄り添うことができるのは、保護者であるあなたです。
当サイトでは昔から毛深いことがコンプレックスだった私の経験をもとに、脱毛サロンやクリニックについての情報を多数掲載しております。
あなたのお子さんが高校生・大学生くらいになったときに、このサイトを開いていただけると幸いです。
きっと力になることができると思っています。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
参考
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